連載が最終回を迎え、惜しまれながらも終了した「鬼滅の刃」。原作が終わりを迎えた後も相変わらず世代を問わず人気が続いています。
物語も後半になると、多くの個性ある鬼たちも作中に登場しました。敵である鬼に中でも、かなりの強さがある鬼たちはファンの間でも人気が出ています。
今回はそんな鬼の中でも強敵である上弦の鬼・黒死牟についてまとめています。
単行本で発売されているまでの内容で、黒死牟の強さや能力を紹介しているのでぜひ最後まで読んでみてください。
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黒死牟とは?これまでの情報まとめ
プロフィール
- 名前:黒死牟(こくしぼう)
- 人間の時の名前:継国厳勝
- 階級:十二鬼月 上弦の壱
- 見た目:長い黒髪を後ろで束ねている。顔には6つの眼があり、首筋から顎にかけて痣がある。
- 服装:紫色を基調とした和装。
黒死牟とは
上弦の壱・黒死牟が初めて登場したのは単行本12巻です。遊郭での戦いが終わり、上弦の鬼たちが無限城に集まった場面に姿を見せました。ここでは戦いの場面はありませんでしたが、かなりの強さがある上弦の参・猗窩座の上弦の弐・童磨への態度に不快感を表し、猗窩座の左腕を斬り飛ばしています。序列を乱し、従属関係を守れていない猗窩座の態度を見かねての行動でした。大きな声を出すわけでもなく、常に冷静な雰囲気を持っている様子でしたが、かなりの強さがあり、恐ろしい人物であることが想像できる場面となっていました。
次に登場したのは上弦の陸である獪岳の回想の場面です。鬼になるために血を与えるのは鬼舞辻無惨本人がいつも行っていますが、無惨の血を獪岳に与えたのはこの黒死牟でした。自分の部下さえもほとんど信頼をおかない鬼舞辻無惨が、黒死牟をビジネスパートナーだと評価しているのも納得できる場面です。
黒死牟は人間の頃、双子の弟である継国縁壱の強さに小さな頃から嫉妬していたという過去があります。遠い昔、鬼狩りでもあった彼は強さの証明ともなる痣が出現しましたが、始まりの呼吸は使えず派生である月の呼吸しか使えないこと、そして痣のある者は短命であることに絶望していたところを鬼舞辻につけこまれ、鬼になってしまいました。
永遠に強くいられるという鬼という道を選んでしまったのは、弟よりも強くなりたいという一心からです。強さにこだわりすぎたために道を踏みはずしてしまった剣士だと言えるでしょう。
黒死牟の強さを検証
黒死牟は無限城で上弦の鬼が召集された時にすでに上弦の壱としての威厳を感じさせましたが、実際に戦いでその強さを見せたのは無限城が舞台となった決戦の時です。
初めに対峙したのは霞柱である時透無一郎でした。柱の中でもかなりの実力を持つ無一郎ですが、彼が黒死牟に初めに感じたのは怖気です。生まれて初めて体が戦闘を拒否するのを感じたといいます。その感覚を証明するように、黒死牟は無一郎一人では到底かなわない相手でした。
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黒死牟の能力の解説
黒死牟の武器は刀です。鬼である黒死牟はその刀を必要に応じて変形させることができます。通常、たくさんの眼の模様がある刀を所持していますが、決戦の終盤ではかなり大降りの刀を出現させました。刀は折れても再生することが可能です。
もとは鬼狩りであるため、呼吸を使うこともできます。また、痣者でもあります。使う呼吸は月の呼吸というもので、鬼であるためこの月の呼吸に血気術を合わせた技を使っています。攻撃力は高く、月の形をした斬撃がかなりの広範囲まで届きます。
また、炭治郎が猗窩座との戦いで見せた先の先を現実のものとする“透き通る世界”に入ることもできます。透き通る世界に入ることにより人体を透かして見ることができるため、筋肉の収縮から回避能力を上昇させることができます。
高い攻撃力と回避力が両方とも兼ね備わった人物です。
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結論・まとめ
黒死牟は上弦の壱であり、鬼の頂点である鬼舞辻無惨を除けば最強の鬼と言える強さを持った人物です。人間の頃は武士であったため、序列を大切にしています。
強くあることを追い求めすぎたために鬼になってしまいましたが、その努力と才能は認めることができると思います。
身近な人物への嫉妬は自分を高める強力な武器にもなりますが、弱さにもなりますね。
スポーツ・勉強・仕事など、現在社会でも人間は人と自分を比べてしまうことも多いものです。比べて自分を卑下にするのではなく、そこから自分を認め、高めていく人間であることが大切です。
黒死牟も生まれ変わったら自分を肯定する人間になっていてほしいと思います。
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