大人気漫画『鬼滅の刃』。ここでは子供から大人まで大人気になったアニメ版のあらすじを紹介しています。今回は第21話です。
前回は柱2人の活躍により、那田蜘蛛山に出てきた全ての鬼が倒されています。
今回の舞台も那田蜘蛛山ではありますが、戦いは終わっているので戦いの後処理的なことが描かれるのでしょう。
善逸や伊之助の様子も気になるので楽しみですね。ぜひ最後まで読んでみてください。
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鬼滅の刃 アニメ21話のあらすじ

第二十一話 <隊律違反>
累は身体の弱い人間でした。外に出るとすぐに体調を崩してしまいます。走ったこともなく歩く事さえ苦しいという、生まれながらに弱い体だったのです。
そんな累の前に鬼舞辻無惨が現れます。無惨の力で鬼となった累は、強くはなりましたが人を喰っていかなければならず、日光にあたることもできない体となり、両親は喜ぶことはありませんでした。
人を喰ってしまった累を両親は殺そうとします。そんな両親を累は本物の絆じゃなかったんだと思い、自分の手で殺してしまいました。
息をひきとる母親が最後に言った言葉は、
「丈夫な体に産んであげられなくてごめんね・・。」
その言葉を聞き、累は動揺します。さらに怒りで忘れていた父親の言葉も思い出します。
「大丈夫だ、累。一緒に死んでやるからな・・」
累は本物の絆は自分が断ち切ってしまったのだということを理解しました。
首を斬られた累は歩きながら炭治郎と禰豆子の側まで歩き、力尽きました。
体の崩壊が始まります。
累から抱えきれないほどの悲しみの匂いを感じ取った炭治郎は、消えていく累の体にそっと手を置きました。そんな炭治郎の優しさを感じた累は、自分がずっと両親に対して謝りたかったのだということに気づきます。
人を殺した累は両親と同じところへ行くことはできません。しかし夢の中で累の本当のお父さんとお母さんは累と一緒に地獄へ行くよと、どこまでも一緒だと言うのでした。夢の中の累は黒髪に戻り、父と母に抱きしめられながら泣きました。
体は完全に崩壊し、累の着物だけが戦いの地に残っています。
そんな累の着物を冨岡は脚で踏みつけます。
「人を喰った鬼に情けをかけるな。」
と炭治郎に言いました。しかし炭治郎は
「俺は容赦なく鬼の首に刃を振るいます。でも鬼であることを苦しみ、自らの行いを悔いている者を踏みつけにはしない。鬼だって俺と同じ人間だったんだから。」
と冨岡に訴えるのでした。
そう言う炭治郎と側にいる禰豆子を見つめ、冨岡は以前2人に会ったことを思い出します。
「お前は・・」
と言ったその時、何者かが禰豆子めがけて攻撃をしてきました。
現れたのは胡蝶しのぶです。鬼殺隊として鬼である禰豆子を殺しにやってきたのです。
別の場所では蜘蛛の鬼の毒にやられた剣士たちを助ける作業が開始されていました。
しのぶが調合した薬で蜘蛛の鬼の毒は解毒されていきます。善逸も無事に救出されました。
しのぶの攻撃を防いだ冨岡ですが、しのぶはなぜ鬼への攻撃を邪魔するのかを不思議がっています。
意味の分からない行動をする冨岡にしのぶは
「そんなんだから嫌われるのですよ。」
と優しく言います。言われた冨岡も
「俺は嫌われていない。」
と冷静に返答しています。どうやら少し傷ついたようですね。
炭治郎は鬼である禰豆子は自分の妹なんだとしのぶに説明しますが、
それなら優しい毒で殺してあげましょうと言われてしまいました。
やり取りを聞いていた冨岡は、炭治郎に向って妹を連れて逃げろと言い、しのぶと向き合います。
完全な隊律違反です。
炭治郎は逃げ、冨岡はしのぶの前に立ちはだかります。
しかし冨岡に見向きもせずに、しのぶは炭治郎を追って行きます。そんなしのぶを冨岡も追いかけます。
体中がボロボロな炭治郎はなんとか走って逃げていますが、しのぶではない、ある女の子につかまります。炭治郎に逃げろと言われた禰豆子は体を小さくしながら逃げていきます。
そのころ冨岡はしのぶを拘束し、動きを止めていました。
なぜ禰豆子をかばうのか理解できないしのぶは、理由を尋ねますが口下手な冨岡は
上手く説明ができません。
動きを封じられているしのぶが、唯一自由である脚から冨岡に攻撃を仕掛けようとした瞬間、
伝令が鎹鴉により伝えられました。
内容は「炭治郎・禰豆子、両名を拘束せよ。本部へ連れ帰るべし。」というものです。
気絶した炭治郎は拘束され連れて帰られます。
別の場所では、伊之助も事後処理部隊により連れて帰られています。
「自分は何もできなかった・・。」
と悲しそうにつぶやいています。
善逸も目が覚めましたが、包帯でぐるぐる巻きにされています。胸には治療済みの文字が貼られています。テキパキと作業をする部隊は“隠(かくし)”と呼ばれます。
剣技にめぐまれなかった鬼殺隊員達で構成されており、戦いの後の後処理や救護をしてくれる部隊です。その中で指示を出しているのは、最後まで禰豆子を追いかけていた女の子でした。
髪にはしのぶと同じような蝶々の髪飾りをしています。
善逸は、その女の子が最終選別にいた5人のうちの1人だということを思い出しました。
長かった戦いが繰り広げられた那田蜘蛛山に、夜明けがおとずれます。
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鬼滅の刃 アニメ21話の感想

今回は、前半は累の過去について描かれていました。
両親を自らの手で殺してしまった累。自分でなくしてしまった“家族”というものを求め、ずっと自分の家族を捜していたかわいそうな鬼でした。
最後には夢の中で本当の両親と過ごすことができたのでよかったです。
炭治郎の鬼に対する優しさにもまた感動しましたね。
そして後半は禰豆子をめぐってのトラブルという感じでした。
狙われる禰豆子と炭治郎を守るために、しのぶを阻止する冨岡さんは本当にかっこよかったですね。
ここできちんと説明ができていればあんなにもめることはなかったと思いますが・・。
次回は気絶していた炭治郎が目を覚ましたところから始まります。どこへ連れていかれたのか気になりますね。
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口コミ情報

第二十一話についての口コミを紹介します。
“累の過去、泣けるわ”
“「俺は嫌われてない」で笑った”
“合格者の女の子ここで登場”
累の過去の悲しいエピソード、そして鬼滅名言の一つである「俺は嫌われていない」についての感想が多かったです。
ちなみに恋愛描写は全くないにも関わらず、多くのファンから義勇としのぶが“ぎゆしのカップル”として噂されることになったのもこの回からでしょう。
確かに言い合いしていますが仲が良いとも考えられそうですよね。
最終選別での同期が登場したことも話題になりました。
かわいい女の子ですね。
このあとも重要人物の一人として活躍してくれそうです。
結論・まとめ
戦いはありませんでしたが、鬼滅の刃らしく鬼の悲しい過去が描かれている、涙が出てしまうような回でした。
炭治郎のことを冨岡さんが思い出してくれたところも嬉しいですね。そしてかばってくれる行動が素敵すぎでした。
次回は別の場所での始まりです。美しい庭先が見えましたがそこがどこなのかは次回判明するでしょう。楽しみですね。
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